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料理用米酒、月末から1瓶8元値下げへ


ニュース 食品 作成日:2008年4月23日_記事番号:T00006963

料理用米酒、月末から1瓶8元値下げへ

 
 立法院は22日、たばこおよび酒税法の一部条文修正案について3回目の審議を行い、料理酒の徴収税額を1リットル当たり22台湾元から9元(約31.5円)まで一気に60%近く引き下げることを決議した。台湾たばこ公司は先ごろ、税法が修正されれば、同時に小売価格の値下げを行うことを表明しており、23日付中国時報は、今回の決議に伴って、各種の料理用米酒の値下げ幅は8元になるという予測を伝えている。

 中国時報は、台湾たばこ公司が決議に基づいて値下げを行うとすれば、料理用米酒0.6リットル瓶のうち、アルコール度数20度のものは48元から40元に、40度のものは64元から56元に、58度のものは90元から82元まで下がるとしている。

 一方アルコール飲料の原料となるエタノールは、アルコール飲料の無許可製造を目的に一部の業者によって直接販売されることが多く、市場の秩序が乱れることを懸念して今回の修正では1リットル当たり11元から15元に税額が引き上げられた。エタノールの定義となるアルコール成分の比率は、米国および日本の法律を参考とし、従来の80%から90%以上に引き上げられた。