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「台3線」沿線の観光開発、82億元投資


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年3月23日_記事番号:T00069640

「台3線」沿線の観光開発、82億元投資

 行政院の林万億政務委員は22日、台湾を南北に貫く「省道台3線」のうち、桃園市から台中市新社区までの区間の観光開発に82億台湾元(約300億円)を投じる計画を明らかにした。23日付中国時報が伝えた。

 林政務委員はドイツ南部のロマンチック街道や日本・東北地方の奥の細道を例に挙げながら、台3線沿線を人文、環境整備、産業発展という3方面から開発していく考えを示した。

 客家委員会の呉克能経済処長は、現在計画中の開発計画として、▽竹北・竹東地区での音楽村、芸術村建設▽客家人作家・鍾肇政の旧居を中心とする文学生活園区整備▽客家人作家・李喬の記念館建設▽17の郷、鎮にまたがる38本の古道(旧街道)や自然遊歩道の整備──などを挙げた。

 行政院は一連の投資により、4年間で1,400万人の観光客を誘致し、282億元の観光収入が得られると試算した。