ニュース 医薬 作成日:2017年3月24日_記事番号:T00069665
創薬ベンチャー、ナノキャリア(本社・千葉県柏市、中冨一郎社長)は23日、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)傘下の金樺生物医学(TPGバイオロジクス)への出資および抗がん剤の共同研究契約を締結したと発表した。出資額は非公開で、近日中に出資を完了する。
ナノキャリアは、TPGは抗体などバイオ医薬品の製造に関連した技術を持っており、ナノキャリアの抗体・薬物結合型ミセル(ADCM)に適したセンサーや内包する活性タンパク質を探索すると説明。同技術により、センサーとなるタンパク質に細かな改変を加えて、標的とする細胞へ選択的に移行するADCMの最適化の加速やさらなる機能を付加することが可能だと説明した。
また、共同研究により、新たな製品価値を確立し、新規のパイプライン拡充が期待できると考えており、候補タンパク質については、ADCMのセンサーとして応用することに加え、低分子医薬品や核酸医薬品とは異なる活性本体(薬物)としてミセルに内包して開発することも期待できるとコメントした。
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