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物流施設への投資集中度、台北は世界11位=JLL【表】


ニュース 運輸 作成日:2017年3月24日_記事番号:T00069671

物流施設への投資集中度、台北は世界11位=JLL【表】

 総合不動産大手、ジョーンズラングラサール(JLL)が発表した都市別投資集中度指数ランキングによると、台北市は物流不動産の分野で世界11位、アジア太平洋地域で8位だった。24日付工商時報が報じた。

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 同指数は各都市の経済規模に対する商業用不動産向け直接投資額の比率を算出したもの。物流不動産分野の首位はシドニーだった。香港は4位、シンガポールは7位、福岡は8位だった。

 仲量聯行(ジョーンズラングラサール台湾、JLL台湾)の趙正義董事総経理は、台北が世界11位となったことについて、不動産市場の透明性が向上したほか、▽インターネット通販の台頭▽観光客増加に伴う国際小売ブランドの進出▽電子製造業が貿易に依存していること──などから物流倉庫施設への需要が急増しており、世界的な大手物流業者を含めた多くの企業が用地を探していると説明した。

 趙董事総経理は、統計によると台湾の2016年物流産業売上高は1兆200億台湾元(約3兆7,000億円)に上り、GDP(域内総生産)の約1割を占めたと指摘した。