ニュース 電子 作成日:2017年3月27日_記事番号:T00069681
27日付経済日報によると、米アップルが今年発売するとみられるスマートフォン次期機種「iPhone8」にNOR型フラッシュメモリーが搭載されることから、同メモリーが深刻な供給不足に陥っているようだ。不足率は今年20%まで拡大し、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)、晶豪科技(エリート・セミコンダクター・メモリー・テクノロジー)は第2四半期に同製品を20%以上値上げすると業界関係者は予測。通年の上げ幅は60%を超える可能性があると指摘している。
NOR型フラッシュメモリーの供給不足は、同メモリーの応用先となるアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルがiPhone8のほか、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)といった中国ブランドの製品に相次いで採用される見通しとなっている上、自動車向けおよびモノのインターネット(IoT)向け需要も拡大していることが背景となっている。
こうした中、既にマクロニクスが今期、同メモリーの10%値上げしたほか、米サイプレス・セミコンダクターや米マイクロン・テクノロジーも顧客に対し、値上げ通知を送付したとされる。
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