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統一の中国事業、16年27%減益


ニュース 食品 作成日:2017年3月27日_記事番号:T00069688

統一の中国事業、16年27%減益

 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)の中国持ち株会社、統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナ・ホールディングス、統一中控)が24日発表した2016年純利益は6億700万人民元(約98億円)で、前年比27.2%減だった。飲料事業が伸び悩んだ。25日付経済日報などが報じた。

 統一中控の16年売上高は209億8,600万人民元で、前年比5.05%減だった。

 うち飲料事業の売上高は121億8,000万人民元で、前年比13.3%減少した。茶飲料市場シェアは27.8%と前年比3ポイント上昇し、過去最高だったが、景気減速、大規模な在庫調整で、減収減益となった。

 一方、即席麺事業の売上高は前年比8.6%増の82億2,000万人民元で、過去最高を更新し、市場シェアは21%に達した。中高価格帯「湯達人」など5人民元以上の商品への注力が奏効し、80%以上の増益を果たした。