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レジデントドクター、上限労働時間を短縮


ニュース 医薬 作成日:2017年3月27日_記事番号:T00069689

レジデントドクター、上限労働時間を短縮

 衛生福利部(衛福部)医事司はこのほど、病院のレジデントドクター(研修医終了後の若手医師)の上限労働時間を8月より週80時間へと、従来の88時間から短縮することを盛り込んだガイドラインを示した。27日付自由時報が伝えた。

 衛福部の今回の措置は、2019年9月から被雇用医師を労働基準法(労基法)の適用対象に含めるための準備作業との位置付けだが、医療現場の人手不足に拍車を掛ける可能性もある。

 今回のガイドラインにはこのほか、▽4週間の総労働時間は320時間を上限とする▽1回の勤務で延長労働時間を含めた上限労働時間を32時間から28時間に短縮する▽急患、集中治療室などのシフト制職場では原則として1回の勤務で労働時間が13時間を超えてはならず、特殊な状況でも16時間を限度とする▽法定休日は2週間に2日付与することとし、12日を超える連続勤務は認めない──などの内容が盛り込まれた。