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「自動車市場、下半期には回復」=厳中華汽車総経理


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年4月23日_記事番号:T00006969

「自動車市場、下半期には回復」=厳中華汽車総経理


 中華汽車工業の厳凱泰総経理は22日、中台間の開放拡大が低迷を続ける域内自動車市場を刺激し、5月20日の政権交代後から2、3カ月後には回復の兆しをみせるとの見方を新車発表会で示した。23日付経済日報などが報じた。

 厳総経理によると、「両岸(中台)の直航便が開放されれば、中国に進出する企業家で住居を台湾に戻す人が増え、自動車などの耐久財消費も増える」と語り、また人件コスト上昇など中国での投資環境悪化も自動車市場をはじめとする域内経済全体にプラス効果をもたらすと予測を語った。

 一方、自動車販売最大手でトヨタ自動車台湾総代理店の和泰汽車は先行きを懸念しており、遅くとも5月には今年の市場規模予測を33万台から30万台以下に下方修正するとみられる。

 中華汽車は同日、1カ月の間に3度目となる新型車発表会を開き、中型セダン、ランサー・フォルティス1.8(スポーツタイプ)および3タイプのランサーイオを発表した。「ランサー・ファミリー」は、昨年9月発売のランサー・フォルティス2.0と合わせ全車種が出そろった。同社では、同シリーズの月間の目標販売台数を、1,000台と高く設定している。