ニュース その他分野 作成日:2017年3月27日_記事番号:T00069699
台湾経済研究院(台経院、TIER)が24日発表した2月の景気動向調査によると、製造業の営業気候観測指数は98.05ポイントで前月比1.88ポイント下落した。2カ月連続の下落だ。台経院は、3月も改善しなければ、景気減速の可能性があると予測した。25日付工商時報が報じた。
台経院は、輸出メーカーに原料価格の上昇、台湾元高が響いたと説明した。
製造業で2月の景気が「良かった」と回答した企業は20.5%で前月比1.1ポイント上昇した。「悪かった」は27.5%で前月比2.7ポイント下落した。
一方、今後半年間の景気については「良くなる」と回答した企業が40.3%と前月比4.2ポイント上昇した。石油・石炭製品業、アパレル業の回答が多かった。「悪くなる」は7.5%と6.9ポイント下落した。
サービス業の営業気候観測指数は、非需要期の影響で89.19ポイントで前月比1.4ポイント下落した。
建設業の営業気候観測指数は90.71ポイントで、3.66ポイント上昇した。3カ月連続の上昇だ。春節(旧正月)明けで着工物件が増えているほか、インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」で公共建設工事の拡大が見込まれる。
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