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赤間総務副大臣が訪台、72年の断交以来で最高位


ニュース 政治 作成日:2017年3月27日_記事番号:T00069700

赤間総務副大臣が訪台、72年の断交以来で最高位

 赤間二郎総務副大臣が台湾を訪れ、25日、日本台湾交流協会が主催した食品・観光の宣伝イベント「多彩日本」に出席した。閣僚の公式訪台としては1972年の日台断交以降、最高位。赤間副大臣は「中国から干渉を受けなかったのか」との日台の記者団の質問に対し「日中関係が非常に重要であることに疑問の余地はない一方、台湾と実質的関係を維持していくことに変わりはない」と語った。

/date/2017/03/27/17akama_2.jpg赤間副大臣は、日本の食品の安全性を伝えることを訪台目的の一つに挙げ、福島など原発事故被災地の食品に対する輸入規制の緩和を訴えた(25日=中央社)

 26日付自由時報は、赤間総務副大臣の訪台について、対台湾窓口機関の「交流協会」から「日本台湾交流協会」への名称変更など、安倍政権が蔡英文政権発足を機に推進する日台関係拡大政策の一環との見方を示した。中国の「一つの中国の原則」を理解し尊重するという立場は変更しないものの、対台湾外交でより主体性を発揮する方向に転換しており、赤間副大臣の訪台も日本側から提案されたという。

 日台間では、王金平前立法院長が率いる立法委員団が21日より訪日。外務省と山口県が23日に東京で開いた「山口の魅力発信セミナー」に謝長廷駐日代表を招き、安倍首相と握手を交わすなど交流が活発化している。