ニュース 社会 作成日:2017年3月27日_記事番号:T00069701
台湾水泥(台湾セメント、台泥)の辜成允董事長(享年62)が今年1月に台北晶華酒店(リージェント台北、中山区)の階段から転落して頭を強く打ち、脳出血で死去した問題で、台北市政府は24日、リージェント台北に同階段の使用中止命令を出した。25日付蘋果日報などが報じた。
立ち入り禁止となった階段。唐氏は病院に運ばれ、手術を受けて回復中という(24日=中央社)
辜董事長の転落事故発生後、台北市政府は再発防止に向け同階段の中央に手すりを設置するようリージェント台北に求めていた。ただ、今月22日に元行政院長の唐飛氏が同ホテルの別の階段で転落する事故が起きたため、辜董事長が転落した階段の使用を手すりが設置されるまで中止するよう要求。立ち入り禁止のテープを張り、スタッフを立たせ来店客を誘導するよう命じた。唐氏が転落した階段は規定に合致しているとして改善を命じなかった。
リージェント台北は、台北市政府の命令通りに対応すると表明。階段の中央手すり設置を急ぐよう業者に催促しており、今週の設置完了を見込んでいるとコメントした。
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