ニュース 電子 作成日:2008年4月23日_記事番号:T00006971
携帯電話デジカメ用レンズの出荷枚数で世界首位の大立光電(ラーガン・プレシジョン)の林耀英董事長は22日の業績説明会で、大手携帯メーカーの発注減により、「1カ月先までの受注しか確保できていない」と語り、受注見通しが悪化していることを指摘した。23日付蘋果日報などが報じた。
林同社董事長によると受注見通しの悪化は、ノキアなどのハイエンド機種の進度が遅れていることが原因で、一時的な現象だ。また、5月の受注は良好であることから、第2四半期の業績は最終的に第1四半期を上回るとしている。
同社の第1四半期の売上高の内訳は、携帯電話用が86%、デジタルカメラ用が5%となっている。カメラレンズの出荷量は前年より37%増加したが、それ以外は減少した。
第1四半期の連結売上高は17億1,200万台湾元(約58億円)だった。株式の現物支給(分紅)の費用化後の利益は6億300万元、純利益は5億8,300万元、粗利益率は53.69%だった。為替差損は1億6,000万元で、アナリストの予想を上回る数値だった。
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