ニュース 機械 作成日:2017年3月28日_記事番号:T00069710
電気設備の中興電工機械(CHEM)は、ディスプレイや半導体の製造に使われるスパッタガンの生産拡大に向けて、台南市善化区で新工場の用地購入を決めた。用地面積7,032.3坪で購入額は4億4,300万台湾元(約16億2,000万円)。第2四半期の着工、来年第3四半期の稼働を目指す。年産額は10億元を見込む。28日付工商時報が報じた。
江義福同社董事長は、昨年より北儒精密から南部科学工業園区(南科)の工場を借りて、米アプライド・マテリアルズ向けにスパッタガンを生産していたが、2020年までは同設備の需要拡大が見込まれるため、自社工場の設置を決めたと説明した。
なお同社は現在、燃料電池や小規模電力網(マイクログリッド)分野にも事業を広げている。江董事長は、燃料電池はフィリピンやインドで商談中で、早ければ第2四半期に契約、第3四半期に出荷できると説明。出荷額は10億元を見込む。またマイクログリッド分野では、マレーシアに子会社を設立しており、年内の出荷を目指している。
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