ニュース 金融 作成日:2017年3月28日_記事番号:T00069718
27日の台湾元の対米ドル相場は、前日比0.238元の元高ドル安となる1米ドル=30.25元で引け、約2年半ぶりの元高水準を記録。1米ドル=20元台が目前に迫った。28日付経済日報が報じた。
台湾元高の進行は、米連邦準備理事会(FRB)が3月中旬、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の引き上げを発表したものの、利上げペースの加速を否定したこと、およびトランプ大統領が医療保険制度改革(通称オバマケア)代替案を議会での採決直前に取り下げたことなどを受け、台湾を含む新興国市場がホットマネーが流入したことが背景となった。
また台湾元の急激な上昇を受けて輸出企業が一斉にドル売りに走っていることも影響したもようだ。
ただ一方で日本円の27日の対米ドル相場は前日比1.05%上昇、韓国ウォンも0.88%上昇と台湾元を上回る上昇幅を見せており、中央銀行関係者は「主要貿易相手国の通貨に比べ台湾元相場の変動は比較的安定している」との見方を示した。
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