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TECO、モテックと合弁で太陽光発電参入


ニュース 公益 作成日:2017年3月29日_記事番号:T00069745

TECO、モテックと合弁で太陽光発電参入

 太陽光発電産業の将来性を好感する東元集団(TECO)はこのほど、同分野への参入に向け、太陽電池最大手の茂迪(モテック・インダストリーズ)などと合弁で新会社を設立すると表明した。新会社はまず、TECO傘下の東元奈米応材(TECOナノテック)観音工場(桃園市)および東培工業(TPI)中壢工場(同)の屋上に太陽光発電設備を設置するほか、将来的にはフィリピン市場での商機獲得を目指す計画だ。29日付工商時報が報じた。

 TECOの主管によると、新会社に対する同グループの出資比率は40%以上となる。東元奈米・観音工場に設置する発電設備にはモテックの高効率太陽電池モジュールを採用し、インバーターはTECOが供給する。同工場の太陽光発電システムの設置面積は約1万6,000平方メートルで、設備容量は1.7メガワット(MW)、年間発電量は約230万キロワット時(kWh)となる見通しだ。

 東培工業・中壢工場の発電設備設置については別の太陽電池大手メーカーと協力する方針で、設備容量は2.498MW、初年度の発電量は約277万kWhを見込む。