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民進党元職員のNGO関係者、国台弁が拘束認める


ニュース 社会 作成日:2017年3月29日_記事番号:T00069752

民進党元職員のNGO関係者、国台弁が拘束認める

 民進党の元職員で中国の人権問題に関心を寄せていた非政府組織(NGO)関係者、李明哲氏が中国で行方不明となり、現地当局に身柄を拘束されていることが判明した。中国の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は29日午前、李氏は国家の安全に危害を与える活動に従事した疑いで調査を受けていると認めた。詳細は明らかにしなかった。

/date/2017/03/29/19lee_2.jpg妻(右2)は29日、李明哲氏の早期釈放を訴えた(29日=中央社)

 29日付自由時報によると、李明哲氏は今月19日にマカオ経由で中国本土の広東省珠海市に入った後、連絡が途絶え、家族が海峡交流基金会(海基会)を通じ、行方を探していた。

 妻の李净瑜氏は27日深夜に台湾当局から夫の李明哲氏が拘束されたとの情報を知らされた。妻は28日、「中国が文明国家の基準に従い、夫がどのような容疑で勾留または逮捕されたのか速やかに告知してもらいたい」と述べた。

 行政院大陸委員会(陸委会)の邱垂正副主任委員は「さまざまなルートで全力で協力しているが、中国側が事実関係を明らかにすべきだ」と述べた。