ニュース 電子 作成日:2008年4月23日_記事番号:T00006976
奇美電子(CMO)は22日、川上川下の業者と提携し、テレビパネルの開発を進める「南海計画」について、過去2年間で川下顧客の製品コストを50%以上低減して海信集団(ハイセンスグループ)、TCL、創維(スカイワース)など中国テレビメーカーとの提携を呼び込み、同計画で開発した機種の中国市場でのシェアは昨年30%に達したと発表した。なお出荷枚数は昨年120万枚に上り、今年は3倍の360万枚を出荷目標に設定している。23日工商時報が報じた。
奇美電は過去2年間、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)、聯発科技(メディアテック)、瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)などと協力し、構成部品、電源、基板部分を組み合わせて液晶モジュールの簡素化および統合を進めた。これにより川下のブランド顧客は、パネルを装着すれば組み立て、出荷まで迅速に行うことができ、CRTテレビメーカーは液晶テレビの研究開発(R&D)などでコスト引き下げに大きく役立てることができたという。
また奇美電は今年、さらに豊富なサイズを用意する同計画の第3世代機種を発売することも明らかにした。
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