ニュース 電子 作成日:2017年3月30日_記事番号:T00069761
通信キャリア大手の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は29日、台湾初となる第5世代(5G)移動通信システムのコアネットワーク技術を発表した。今年末より同社の4.5Gネットワークに導入する計画だ。今後数年で数十億台湾元(1元=約3.7円)を投じ、2020年の5Gサービス開始に向けて準備を進める。30日付経済日報が報じた。
遠伝の5Gコアネットワークは▽ネットワークスライシング▽ネットワーク仮想化(NFV)▽分散型クラウド──といった重要技術で構成される。遠伝の饒仲華執行副総経理は、ネットワークスライシング技術により、単一のネットワークで顧客の異なるニーズに応じた仮想ネットワークを提供できると説明した。
遠伝は5Gコアネットワーク技術の用途例として、モノのインターネット(IoT)技術を利用した▽ドローン(小型無人機)▽スマートホーム▽スマートヘルスケア▽スマート農業▽4K動画のストリーミング──などを展示、発表した。同社は、5Gの低遅延性はドローンに向いており、スマートホームには大量のデータ処理、4K動画のストリーミングには高速データ伝送が必要と説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722