ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

統一16年純利益、過去最高145億元【表】


ニュース 食品 作成日:2017年3月30日_記事番号:T00069764

統一16年純利益、過去最高145億元【表】

 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)は2016年純利益が前年比2.97%増の145億2,700万台湾元(約530億円)で、過去最高を更新した。本業の製品強化のほか、コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)をはじめ、傘下企業が好調だったことが理由だ。30日付工商時報が報じた。

/date/2017/03/30/revenue_2.jpg

 統一企業の16年連結売上高は4,133億6,400万元で、前年比0.67%減だった。

 統一企業が45.4%出資している統一超商の16年純利益は、前年比19.4%増の98億3,700万元で、過去最高だった。1店舗1日当たりの売上高が増加したことが主因だ。金財通商務科技服務(バンクプロEサービステクノロジー)の株式売却益1億1,400万元、フィリピンのセブン-イレブン、上海のスターバックスなどの安定成長も貢献した。

 一方、中国の統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナ・ホールディングス、統一中控)は、16年純利益が6億700万人民元(約98億円)で前年比27.31%減だった。天候の影響で飲料が伸びなかったことや、在庫調整、原料コストの上昇などが理由だ。