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Q1の土地取引額、47%増


ニュース 建設 作成日:2017年3月30日_記事番号:T00069767

Q1の土地取引額、47%増

 米不動産会社、コリアーズ・インターナショナルの台湾法人、高力国際は29日、第1四半期の土地取引額が前年同期比47.6%増の189億台湾元(約690億円)になると推定した。30日付工商時報が伝えた。

 劉学龍総経理は「土地取引額上位10件のうち7件はデベロッパーによるものだった。デベロッパーが土地取得に積極的だったことが土地取引増加の主因だ」と分析した。デベロッパーによる土地購入額は合計で108億元で、前年同期の7.6倍に達した。

 一方、商用不動産の取引額は、不動産税制や市況が調整局面を迎えたことなどから59億元にとどまり、前年同期を6割以上下回った。第1四半期としては、2012年以降で最低だった。担当者は「通年では10年ぶりの低水準だった昨年と並ぶ700億元前後を見込む」と述べた。

 このほか、賃貸オフィスの空室率は8.72%で、過去4四半期で最低だった。