ニュース 運輸 作成日:2017年3月30日_記事番号:T00069775
台北MRT(都市交通システム)の整備を管轄する台北市政府捷運工程局はこのほど、将来の路線計画図から南北線(剣南路~秀朗橋間)を削除した。30日付自由時報が伝えた。
同局には削除に気づいた市民から「建設を取りやめるのか」といった問い合わせが相次いでいる。同局は「南北線の車両基地用地が取得できない上、環境影響評価が第2段階に入れば、経費を負担し切れない」と状況を説明した。
車両基地は河浜高級中学予定地または旧宗路、行善路一帯の空き地が有力候補地だったが、用地確保が難しいことが判明した。また、環境影響評価は南北線が通る予定の国父紀念館駅周辺の台北ドーム問題に絡んでいる。
同局は「南北線の一部は、計画中の市東部の鉄道系統と路線が重複しており、一括して検討を進める。報告は早ければ1年後にもまとまる見通しで、報告完成を待って再検討する」とし、計画を事実上棚上げする方針を示した。
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