ニュース 公益 作成日:2017年3月30日_記事番号:T00069778
内政部の林慈玲次長は29日、台湾域内6カ所に汚水処理場を新設する第5期下水道建設計画を明らかにした。完成後は1日当たりの再生水の供給量が28万トン増える見通しで、主に産業用に充てる方針だ。30日付自由時報が報じた。
林次長は、台湾は降水量が多いものの流失も速く、また、水道料金が安いため市民は節水しようとしないと指摘した。内政部営建署の於望聖副主任は、台湾の水道料金は1トン当たり平均10台湾元(約36円)と世界的に見ても安く、メーカーが再生水を利用するインセンティブに欠けると指摘した。工業用水は再生水で代替し、より多くの水資源を民生用に振り向けるのが目的だと説明した。
ただ、台湾大学土木学部の林国峰教授は、ハイテク産業では通常の再生水は冷却用にしか利用できず、製造工程で用いる水は一定の基準を満たす必要があると述べた。
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