ニュース 社会 作成日:2017年3月30日_記事番号:T00069783
職場での日本語によるコミュニケーション能力を測る「BJTビジネス日本語能力テスト」が、4月1日からコンピューターを使って出題や解答を行う「CBT方式」へ移行、申し込み専用サイトを通じて各会場の予約をすれば翌日にも受験ができるようになる。従来に比べて大幅に受験しやすくなる上、結果が受験後すぐに分かり、受験後数日で成績認定書がプリントアウトできるようにもなる。
BJTに関する内容の詳細は公式サイトhttp://www.kanken.or.jp/bjt/で確認できる(同協会サイトより)
BJTを主催する日本漢字能力検定協会の山本幸男アドバイザーは、台湾では2013年から実施され、年間約1,000人と世界では中国に次いで受験者が多いと説明。日本語人材への需要が高まっていることから、東京五輪開催の2020年までに台湾で年間3,000人の受験者数を目指すと話した。
山本アドバイザーは、日本語能力検定試験が幅広い日本語能力を測るテストであるのに対し、BJTはビジネス環境を想定しているため、企業は人材育成や人事制度と関連させて利用できるとアピール。日系企業の採用試験などでの利用など今後の普及に期待感を示した。
受検会場は台北2カ所、台中市1カ所、高雄市1カ所。1回のテストにかかる時間は約2時間で、受験時間は会場によって異なるが、おおむね午前10時~午後8時の間で選択できる。受験費用は62米ドルで支払いはクレジットカードのみ。現在台湾では大新書局から5冊ほど関連テキストが販売されており、価格は300台湾元(約1,100円)前後だ。
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