ニュース 電子 作成日:2017年3月31日_記事番号:T00069785
31日付工商時報が外電の報道を基に報じたところによると、東芝が4月1日付で分社化する半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の1次入札で、鴻海精密工業が最高額を提示したもようだ。応札最高額は2兆円以上との観測も出ている。
東芝の幹部は、1次入札に応じたのは全10社と話しており、観測では、鴻海以外に▽台湾積体電路製造(TSMC)▽中国・紫光集団▽米マイクロン・テクノロジー▽米ウエスタンデジタル(WD)▽韓国・SKハイニックス──のほか、投資ファンド数社が応札したようだ。ただ、このうち紫光集団は、入札に参加していないとの声明を発表して否定した。
日本政府は中国や韓国への技術流出を懸念していると伝えられており、最終的にどの企業が落札するかは、金額以外に技術流出が起きるかの観点も考慮されそうだ。このため、中国との関係が深い鴻海が落札する可能性は低いとの見方も出ている。
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