めっき鋼材大手、燁輝企業（ＹＰ）の2016年税引き前利益は33億7,200万台湾元（約125億円）で、前年比311.27％増だった。純利益は23億8,000万元、１株当たり純利益（ＥＰＳ）は1.46元で過去10年の最高だった。31日付工商時報が報じた。
燁輝企業は大幅増益について、鉄鋼価格の上昇、粗利益率の改善、中国工場の利益が貢献したと説明した。
燁輝企業の16年連結売上高は528億5,000万元で、前年比6.16％増、粗利益率は7.45％だった。燁輝（中国）の税引き前利益は３億5,000万人民元（約57億円）、純利益は２億3,500万人民元だった。
同業大手、盛餘（SYSCO、センユースチール）の16年連結売上高は128億3,400万元で、前年比0.45％減だった。税引き前利益は15億8,500万元、純利益は12億7,000万元に黒字転換し、ＥＰＳは3.96元と過去５年の最高だった。
