ニュース その他製造 作成日:2017年3月31日_記事番号:T00069792
台湾経済研究院(台経院、TIER)が30日発表した2月の製造業景気指数は前月比1.89ポイント上昇し13.03ポイントとなり、景気信号は3年1カ月ぶりに「緑(安定)」へと好転した。台経院は、世界経済の回復基調で、台湾の輸出総額や輸出受注などの経済指標が改善したと説明した。31日付工商時報が報じた。
製造業景気指数を構成する5項目は、▽需要、前月比1.61ポイント上昇▽経営環境、0.81ポイント上昇──が上昇した。コストは前月と変わらず、▽販売価格、0.4ポイント下落▽原材料投入、0.14ポイント下落──は下落した。
業種別では「青(後退)」の割合が14.32%で前月比16.59ポイント低下、「黄青(後退傾向)」は34.11%で18.03ポイント低下した。「緑」は28.79%で18.21ポイント上昇、「黄赤(過熱傾向)」は22.78ポイントで16.41ポイント上昇した。「赤(過熱)」は0%のままだった。
台経院は、半導体産業は、中国のスマートフォン需要が予想ほど良くなかった上、台湾元高の影響で、販売が思わしくないと説明した。電子部品、コンピューター・電子製品、光学製品業は「黄青」が続いているが、需要期入りする第2四半期末~第3四半期初めに「緑」に好転する可能性があると予測した。
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