ニュース 商業・サービス 作成日:2017年3月31日_記事番号:T00069795
台湾人旅行者に人気の家電量販店で日本の業界2位、ビックカメラは、29日に台北で開催された海外バイヤーと台湾企業の商談イベント「世界調達パートナー大会(ソーシング台湾)」に初参加した後、30日に追加で調達説明会を開催。台湾メーカー数十社が受注獲得を目指し、サンプル製品を携えて出席した。31日付聯合報などが報じた。
ビックカメラ商品企画部の広川勝美氏は台湾で調達を検討している理由について、日本ブランドの製品開発が行き詰まりを見せていることから、台湾製の電子製品やその他新製品の導入を試みたいと考えたためと説明。さらに台湾製品のデザイン感覚は他地域メーカーと比べようもなく高いと指摘し、日本の消費者を満足させる可能性が高いとの見方を示した。今後、日本で未発売の台湾製品を独占的に販売したい考えだ。
またビックカメラでは、掃除機や電子レンジを含むプライベートブランド(PB)事業を展開しており、台湾メーカーに生産を委託する可能性もあると語った。
なおビックカメラが台湾人旅行者に人気となっている理由について広川氏は、▽中国語によるサービスが充実している▽商品が豊富▽ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した宣伝▽割引券が多く提供され、価格競争力がある──の4点を挙げた。
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