ニュース 電子 作成日:2017年4月5日_記事番号:T00069809
米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーは4日、同社傘下に入った華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)から中国企業に転職した従業員を通じ、DRAM関連技術などが漏れたとして、台湾検察当局に告訴したことを明らかにした。5日付経済日報が伝えた。
告訴を受け、検察当局が大規模な捜査を行い、100人以上が取り調べや捜索を受けたもようで、業界に波紋を広げている。消息筋はマイクロンの動きについて、「関係者が営業資料や技術資料を不正に持ち出し、中国企業に転職または協力した証拠をつかんでいるのではないか」と指摘した。
捜査対象となっているのは、主にイノテラの元従業員とされる。マイクロンがイノテラの完全子会社化を発表した後、約200人が中国企業から多額の報酬提示を受け、紫光集団や合肥長鑫などに転職したもようだ。
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