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iPhone8、10月以降に発売延期か


ニュース 電子 作成日:2017年4月5日_記事番号:T00069814

iPhone8、10月以降に発売延期か

 5日付経済日報によると、アップルの今年の新型スマートフォンとみられる「iPhone8」は、発売時期が従来予測の9月から10~11月にずれ込みそうだ。曲面型有機EL(OLED)パネル貼り合わせと3Dタッチセンサー技術の難易度が高いためとされる。台湾積体電路製造(TSMC)の「A11」プロセッサー生産も1カ月遅れるとみられる。

 証券会社は、iPhone8の発売が遅れるならば、部品調達の時期も遅れ、サプライチェーン各社の2017年売上高のピークもずれ込むと予測した。サプライチェーンは▽鴻海精密工業▽和碩聯合科技(ペガトロン)▽緯創資通(ウィストロン)▽TSMC▽日月光半導体製造(ASE)▽大立光電(ラーガン・プレシジョン)▽国巨(ヤゲオ)──など。

 iPhone8とサムスン電子の「ギャラクシー8」発売で、シリコンウエハー、メモリー、受動部品などの需給がさらに逼迫(ひっぱく)する見通しだ。受動部品メーカーは、積層セラミックコンデンサー(MLCC)はまだ不足に至っていないが、例年なら6月に調達が始まり、第3四半期に受動部品の供給不足が深刻化すると予測した。

 アップルにとってiPhone8はiPhone発売10周年に当たり、7,000万~1億台を用意するとみられている。