ニュース 電子 作成日:2017年4月5日_記事番号:T00069815
5日付電子時報によると、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)がアップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」現行機種の組み立てを受託したとの観測が出ている。これが事実とすれば、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の独占受注状態が崩れることになる。ただ、観測についてコンパルはコメントを控えている。
業界の観測によると、アップルが今年下半期に発売するとみられる第3世代モデル「アップルウオッチ3」については、クアンタが従来通り1社のみで組み立てを手掛けるが、現行機種の一部生産をコンパルに委託し、その納期や品質を見た上で発注比率引き上げや最新機種の生産委託を検討する考えとされる。
なおアップルは近年、製品の出荷量が一定規模に達した時点で第2、第3のサプライヤーを導入する方針を採用しており、コンパルへのアップルウオッチ委託が事実とすれば、同製品の出荷が急速に増えていることを意味するとみられる。
市場調査会社、カナリスの統計によると、2016年のアップルウオッチ出荷量は1,190万台で、腕時計型ウエアラブル端末市場全体の49%を占め、シェア1位となった。
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