ニュース 医薬 作成日:2017年4月5日_記事番号:T00069823
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、金門県に両岸(中台)医療特区の設置を計画している。消息筋によると、郭董事長自身が創設した慈善団体の永齢健康基金会が遺伝子検査用データセンターと高齢者向け医療健康村を設置し、永齢慈善基金会が有機農業を行う計画という。4日付聯合報が報じた。
郭董事長は先月、鴻海グループの幹部や中国・深圳華大基因(BGI)の汪建董事長と共に金門の花崗石医院跡や農業試験所などを視察していた。花崗石医院跡に遺伝子検査用データセンターを設置する可能性があるという。
金門県政府財政処の許志忠処長は、同県に医療プラットフォームを設置し、アモイなど福建省の住民をはじめ、中国の富裕層にも医療サービスを提供できれば、市場の発展が期待できると説明した。
金門県政府は、郭董事長が金門への投資意向を明らかにして以来、多くの企業から打診を受けていると説明。量販店大手の家楽福(カルフール)は今年末に金門へ離島1号店を設置することを検討しているという。このほか、ベンチャーキャピタルの第一創業投資の張清芳董事長も、金門に出力16メガワット(MW)の太陽光発電所を設置すると表明している。
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