ニュース 商業・サービス 作成日:2017年4月5日_記事番号:T00069830
台北都市交通システム(MRT)全108駅に購入商品を受け取れるロッカーを展開しているオンラインショッピングサイト、快取宝(キャッチパワー)は31日、経営が困難になったとしてサービスを停止することをフェイスブック(FB)を通じて発表した。1日付自由時報が報じた。
台北MRT各駅のロッカーは、キャッチパワーが撤去の責任を負っている(31日=中央社)
同社は経営者の孫岳沢氏が100億台湾元(約365億円)を上回る負債を抱えて、妻と母と共に3月中旬に香港に逃亡したとされる。FB上で同社は、直面する問題が経営陣の手に負える範囲を超えたと説明し、利用者に謝罪した。
台北MRTを運営する台北大衆捷運公司は同日、キャッチパワーとの契約停止、および保証金2,800万元の没収を発表した。
キャッチパワーのある従業員によると、同社は孫岳沢氏が逃亡した翌日から人員整理に着手した。10年近く働いて20万元以上の解雇手当が支払われるはずなのに7,000元しか渡されなかった従業員もおり、「ひどすぎる」と訴えている。これに対し会社側は「支払える金がない」と説明しているという。
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