ニュース 電子 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069843
6日付電子時報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)はこのほど、中国・南京市で進める12インチウエハー工場建設計画について約100社以上の半導体周辺材料・部品のサプライヤーに対し、南京に進出して現地でサービスを提供してほしいとの要請を行ったもようだ。今月中にもサプライヤーと関連契約を締結するとみられる。
なお精密洗浄事業大手の世禾科技(SHT)、フォトマスクおよびウエハーキャリアのサプライヤー、中勤実業(CKplas)、工場エンジニアリングの帆宣系統科技(マーケテック・インターナショナル、MIC)などがTSMCの要請に応じるとみられる。
さらにテスティング(検査)の欣銓科技(アーデンテック)は最大4,500万米ドルを投じて南京に工場を設置し、2018年に稼働させると表明した。
またTSMCの南京12インチ工場は、18年に16ナノメートル製造プロセスによる量産を開始する見通しとなっているが、速やかな稼働を確保するため、上海市松江区の8インチ工場の従業員200~300人を台湾に派遣して訓練を受けさせるなど着々と準備を進めているとみられる。
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