ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069847
中国鋼鉄(CSC)の3月出荷量は、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)と合わせて140万トンで、目標としていた130万トンを7.7%上回り、昨年以降で最高となった。CSCは、1~2月に予定していた製品の出荷が一部先送りされたこと、および第2四半期から台湾域内向けオファー価格を6.9%引き上げると予告していたことを受けて、川下メーカーが発注を積極化させたことを理由に挙げた。6日付工商時報が報じた。
3月の総出荷量のうち、CSCの出荷量は101万トンで前月比20.21%増、ドラゴン・スチールは39万トンで21.9%増だった。CSCは、棒線、鋼板など主要7製品全てで出荷量が予想を上回ったと説明した。総出荷量の7~8割が台湾域内向けだった。
証券会社は今後の見通しについて、上海で熱延製品価格が1トン当たり3,470人民元(約5万6,000円)と、2月中旬と比べ13%下落するなど価格が下落している上、在庫が高水準だと指摘。価格回復は在庫調整と中国での過剰生産能力の解消後と予測した。
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