ニュース 建設 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069851
6直轄市の地政局が5日発表した統計によると、第1四半期の建物売買移転件数(建物の売買による所有権移転登記件数)は4万5,454件で、前年同期比41%増だった。3月は前年同月比約30%増の1万7,541件と、3カ月連続でプラス成長を記録した。不動産仲介大手、信義房屋の曽敬徳・企研室専案経理は取引件数の大幅増について、比較対象となる昨年が、不動産転売時に土地と建物の売却益に一括課税を行う「房地合一課税」導入の影響で件数が少なかったためと説明した。6日付工商時報が報じた。
各市の第1四半期建物売買移転件数は、▽台北市、5,197件(前年同期比31%増)▽新北市、1万1,981件(69%増)▽桃園市、7,632件(25%増)▽台中市、8,622件(37%増)▽台南市、4,257件(35%増)▽高雄市、7,765件(36%増)──だった。
曽経理は、4月もプラス成長が続くと予測した。4~5月は例年、上半期の不動産取引のピークで、不動産景気が本当に改善しているかを占う月となりそうだ。
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