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華信航空の機長、搭乗前検査でアルコール検出


ニュース 運輸 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069854

華信航空の機長、搭乗前検査でアルコール検出

 4日正午ごろ、華信航空(マンダリン航空)の航空機に乗務予定だったエルサルバドル国籍の機長が、登場前の検査を受けたところ、基準の3倍に相当するアルコール濃度が検出されていたことが明らかとなった。同機長は直ちに乗務から外され、今後解雇となる見通しだ。6日付自由時報が報じた。

 交通部民用航空局(民航局)によると、4日午後12時45分・台中発、香港行きAE-1817便に搭乗を予定していた同機長は台中国際空港到着後に抜き打ちでアルコール検査を受けたところ、呼気から基準値の1リットル当たり0.1ミリグラム(mg)の3倍に当たる0.3mgのアルコールが検出された。民航局の調べに対し、機長は前日に酒を飲んだことを認めた。

 なお同便の機体と乗務員は、親会社の中華航空(チャイナエアライン)から派遣されており、華信航空はただちに乗務員の入れ替えを行った。

 なお3月初め、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)の機長も、高濃度のアルコール検出を理由に解雇されており、短期間で同様のトラブルが連続したことを受け、民航局は中華航空に対し、少なくとも今後3カ月はパイロット全員にアルコール検査を実施するよう命じた。