ニュース 金融 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069855
先月29日に台湾で始まったアップルのモバイル決済サービス「アップルペイ」に登録したクレジットカードが、30日までに41万5,000枚に上ったことが金融監督管理委員会(金管会)銀行局の統計で明らかとなった。6日付工商時報が報じた。
アップルペイに登録可能なクレジットカード発行銀行7行のうち、▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)▽台新国際商業銀行(台新銀行)──でそれぞれ10万枚以上、▽スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)▽聯邦商業銀行(ユニオン・バンク・オブ台湾)──で1万~3万枚が登録され、▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽台北富邦銀行──も登録枚数を順調に伸ばしたようだ。
金管会はアップルペイへの登録が殺到した要因として、▽熱狂的なアップルファンの存在▽指紋認証による決済は新鮮味があること▽既に多くの国でサービスを開始しており知名度が高いこと──を挙げた。
なお、昨年8月にサービスを開始した台湾独自のモバイル決済サービス「T Wallet(台湾ペイ)」への登録カード枚数は現時点でわずか3万5,000枚だ。金管会の李瑞倉主任委員は、今後も決済方法の拡大に注力すると表明した。
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