ニュース 農林水産 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069856
中国原産で果樹に寄生して被害を与える害虫、ライチカメムシの生息範囲が台湾全土に広がったとみられることが分かった。自由時報が伝えた。
ライチカメムシはライチやリュウガンの新芽から樹液を吸い、果樹の成長や生産量に影響を与えるほか、酸性の体液に触れると皮膚がただれることがある。台湾では10年以上前に金門島や南部で発見され、昨年には台中でも確認。今年はさらに生息範囲を広げている。
行政院農業委員会(農委会)農業試験所(農試所)の黄毓斌博士は「台湾全土が既に『陥落』したのではないか」と指摘した。
ライチカメムシは1年に5~10回、14個ほどの卵を産むため、繁殖力が強い。駆除には農薬のほか、ライチカメムシの卵に産卵して寄生するフタスジタマゴバチの飼育も有効だという。
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