ニュース 電子 作成日:2017年4月7日_記事番号:T00069870
ファウンドリー、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の黄崇仁執行長(CEO)は6日、中国・安徽省合肥市に建設中の12インチウエハー工場が今年6月にも試験稼働するとの見通しを明らかにした。7日付電子時報が伝えた。
合肥工場は2015年10月に着工されていた。0.15マイクロメートル、0.13マイクロメートル、90ナノメートルの製造プロセスで液晶ディスプレイのドライバICを生産する。初期の生産能力は年2万個を見込む。投資額は135億人民元(約2,200億円)。
黄執行長は「台湾の12インチウエハー工場はフル稼働状態にあるため、受注の一部を合肥工場に回す計画だ」と述べた。
黄執行長はまた、DRAM市場の先行きについて、「供給不足が年末まで続くとみている。増産が進まなければ、来年にはさらに不足が深刻になる」と予想した。その上で、「DRAM業界への新規参入者は投資規模が大きいが、生産コストによって競争力を持てない」とし、減価償却が終わっている既存DRAMメーカーがコスト面で有利だとの認識を示した。
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