ニュース 電子 作成日:2017年4月7日_記事番号:T00069872
7日付工商時報によると、鴻海精密工業傘下のシャープが液晶パネルを扱う亀山工場(三重県)で増員する方針との報道を受け、市場ではアップルの次世代スマートフォン「iPhone8」のカメラ部品生産に参入するとの見方が出ている。大立光電(ラーガン・プレシジョン)への打撃となりそうだ。
日本の報道によると、シャープ亀山工場は7月から4,000人規模へと、昨年末の2,067人から倍増となるもようだ。
シャープの戴正呉社長は先月、亀山工場の増員でパネルのほか、液晶テレビや電子部品を生産する可能性を示していた。市場では、電子部品はスマホ用カメラ部品を指すとの見方で一致しており、シャープ傘下のカンタツを通じてiPhone8のカメラレンズを受注するとの観測まで出ている。
市場調査会社IHSマークイットによると、亀山工場は増員のほか、第3四半期から第8世代生産ラインでガラス基板投入枚数を月6万枚へと1万枚増やすようだ。シャープは昨年、中国でのテレビ販売が好調で、年間販売目標を1,000万台に引き上げたとされる。
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