ニュース その他製造 作成日:2017年4月7日_記事番号:T00069877
台湾自転車業界大手の巨大機械工業(ジャイアントMFG)と美利達工業(メリダ)は6日、それぞれ業績説明会を開き、電動アシスト自転車の輸出を強化していく方針を明らかにした。7日付工商時報が報じた。
ジャイアントは欧州市場で電動アシスト自転車の需要に伸びが見込まれる点を挙げながら、電動アシスト自転車、女性向けブランド「Liv」などが業績をけん引すると予想した。ただ、中国市場については、自転車シェアリングの普及による逆風を見込んだ。
ジャイアントの中国での販売台数はピーク時の2013年には年間200万台に達したが、昨年は150万台にまで落ち込んだ。ジャイアントは「中国の自転車シェアリングは敵ではない」と述べ、長期的にはサイクリングの普及を後押しする側面もあると判断している。
メリダは利益率が高い電動アシスト自転車の輸出が今年は倍増し、売上高に占める割合が20%に達すると予想している。メリダも欧州向けの電動アシスト自転車の輸出に力を入れる計画で、輸出台数に占める電動アシスト自転車の割合が今年は20%に達する可能性があるとした。メリダは昨年、電動アシスト自転車を5万7,000台売り上げたが、証券業界は今年の販売台数は10万台を超えると予想している。
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