ニュース 運輸 作成日:2017年4月7日_記事番号:T00069883
電動バス(EVバス)大手の凱勝緑能科技(KGET)は6日、スマート型運行管理システムの開発に向け、産業用コンピューター最大手、研華科技(アドバンテック)、車両追跡システムなど交通機関向け電子製品の用新科際(トランス・テック・インテグレート)、台湾最大のEVバス運行サービスを展開する路得宝交通、電池メーカーの能海電能科技の4社と提携覚書(MOU)を交わした。7日付工商時報が報じた。
KGETの陳怡仁董事長は、同社のEVバス車両とアドバンテックの車載設備、および用新科際、路得宝交通、能海電能のリソースを統合して、環境にやさしい運行管理システム「アジア・フューチャー・バス 2025」を共同開発すると表明した。アドバンテックの何春盛総経理は、将来的には同社が世界に構築した販路を通じて同システムを含むソリューションをプラント輸出したいと語った。
なおKGETとアドバンテックは、EVバスにカメラやタイヤの空気圧監視システム、先進運転補助システムなどを搭載したスマート型車両を開発。車体に関するデータを即時にクラウド上に転送して異常があれば警告を発するなど、運行リスク低減を実現しており、既に昨年以降、台中市と桃園市で路得宝交通のサービスなどに計86台を投入している。今年はさらに機能、安全性を強化し、100台以上を追加する計画だ。
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