ニュース 公益 作成日:2017年4月7日_記事番号:T00069886
経済部水利署は、高雄市、台南市、嘉義県の南部3県市の給水制限を第2段階(工業用など大口使用者に対する給水制限)へと強化するか否かの判断について、来週前半に到来する前線による降雨量が鍵になるとみている。降雨量が不十分な場合は、第2段階入りの可能性が高まる。7日付中国時報が報じた。
南部は曽文ダム(嘉義県)が3割以下、その他のダムが5割前後と主要ダムの貯水率が落ちている。嘉南平原は4月下旬が稲の出穂期に当たり大量の用水が必要なことから、林全行政院長は6日、第2段階の給水制限回避を念頭に、農業用水の管理強化を指示した。南部では高雄市で3月下旬から、台南市・嘉義県で4月5日から第1段階の給水制限(夜間などの減圧給水)が行われている。
水不足は南部で深刻な一方、北部では清明節(4月4日)前後の降雨によって一部のダムで貯水率が9割まで回復し、状況が安定しつつある。ただ、水利署は、北部は用水量が多いため気を抜いてはならないと戒めている。
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