ニュース 電子 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069894
米通信機器向け半導体大手、ブロードコムが、台湾IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)と子会社の晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)などが同社のビデオチップの特許を侵害しているとして、3月に米国際貿易委員会(ITC)およびカリフォルニア州連邦地方裁判所に提訴したことが分かった。8日付工商時報が報じた。
ブロードコムは、メディアテックとMスターによって特許を侵害されたチップが、デジタルテレビやセットトップボックス(STB)、ブルーレイプレーヤー、DVDプレーヤー、ホームシアターシステム、マルチメディアストリーミングプレーヤーなどに使用されていると主張している。メディアテックは、現時点で提訴によって業績に大きな影響は出ていないと説明した。
ブロードコムは今回、メディアテックとMスター以外に、LGエレクトロニクス、船井電機、米シグマデザインズ、米ビジオ(VIZIO)なども同時に提訴した。
なお、メディアテックはブロードコム以外に、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)からもグラフィックチップ(GPU)への特許侵害で提訴されており、今年3月、ITCが調査実施を表明している。
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