ニュース 電子 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069895
半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)は7日、東芝および関係企業の製品が同社のNAND・NOR型フラッシュメモリーの特許を侵害したとして、米国際貿易委員会(ITC)とカリフォルニア州南部地区連邦地方裁判所に提訴したことを明らかにした。対象製品として挙げたのは東芝のモバイル端末、カーナビゲーションシステム、ウエアラブル端末、デジタルカムコーダー、サーバーなどで、これら製品の米国への輸入・販売の禁止を求めている。8日付経済日報などが報じた。
ITCは提訴を受理し、東芝の日本、米国、フィリピンの関係企業で調査を行うと表明した。東芝の製品出荷と、現在行われている半導体子会社、東芝メモリの入札への影響が注目される。
マクロニクスは、現在6,800件の国際的に認められた重要技術と特許を保有しており、特に米国内での特許は2,700件に上ると説明している。
なお、マクロニクスの3月連結売上高は前月比19.7%増、前年同月比35.9%増の24億1,100万台湾元(約88億円)で、過去5カ月で最高となった。第1四半期連結売上高は前期比2.3%減、前年同期比30%増の66億1,000万元で、非需要期としては好調な数字となった。
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