ニュース 電子 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069897
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が7日発表した3月売上高は前月比38.7%増、前年同月比13.7%増の791億1,500万台湾元(約2,900億円)で、過去15カ月で最高だった。英業達(インベンテック)は前月比17.5%増、前年同月比2.9%増の375億4,500万元と、過去3カ月で最も高かった。世界のノートPC市場の需要が回復に向かっているようだ。8日付経済日報が報じた。
コンパルは3月の大幅増収について、ノートPC出荷台数が400万台で前月比110万台増と、急増したためと説明した。第1四半期の出荷台数は910万台で前期比14.9%増だった。コンパルは、第2四半期は前期比5~10%増の予想で、上半期は前年同期より成長すると予測した。
コンパルの通年目標は4,000万台で、前年の3,600万台を上回る。スマートフォン、タブレット端末、サーバー、テレビなどノートPC以外は5,000万台で、合計9,000万台と前年比1割増を目指す。
証券会社は、コンパルはアップルのiPad miniに加え、9.7インチiPadも受注したとみられるが、iPad Proは鴻海精密工業が独占的に生産していると分析した。
一方、インベンテックは3月ノートPC出荷台数が160万台で前月比10万台増だった。
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