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鴻海、電子たばこ受託生産に参入


ニュース 電子 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069898

鴻海、電子たばこ受託生産に参入

 鴻海精密工業の子会社、富智康集団(FIHモバイル)は、14日に「Suorin Air」ブランドの電子たばこを展開する中国の金致遠科技との戦略的提携を明らかにし、同社が受託生産する同ブランド新製品を発表すると予告した。10日付経済日報が報じた。

 「Suorin Air」ブランドの電子たばこは3月に台湾で発売された。同ブランドの台湾代理店の通販サイトによると、製品はクレジットカードほどの大きさで、薄さは8ミリメートル。アップルのスマートフォン「iPhone」と同等の表面処理が施されている。オイル容量は2ミリリットル。マイクロUSBケーブルで充電する。カラーは5色。価格は880台湾元(約3,200円)から。

 中国の市場調査会社によると、中国政府が電子たばこを推進していることから、同国の電子たばこ生産量は2020年に36億2,200万本と現在から倍増する見通しで、成長率はスマホを大幅に上回る。鴻海グループは電子たばこ生産による売上高への貢献はまだ小さいが、今後の生産規模拡大に伴い大幅増収が見込めそうだ。