ニュース 石油・化学 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069904
台湾中油(CPC)は、同社最大のエチレンプラントである新第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、新三軽)で実施していた2カ月の定期検査の終了時期を2日繰り上げ、10日から操業を再開した。9日付経済日報が伝えた。
新三軽は連続3年間操業したため、規定に基づき、圧力容器を開けての定期検査が2月15日から行われてきた。
新三軽のエチレン生産能力は年72万トンで、定期検査中はエチレンで68%の供給削減措置が取られていたが、操業再開に伴い、台聚集団(USIグループ)など川下の石油化学メーカー10社余りに対する供給が正常化する。
証券業界は、アジアで主要ナフサ分解プラントが相次いで検査入りすることに加え、石油輸出国機構(OPEC)による減産合意が延長される可能性が高いことなどからみて、石油化学原料の相場が上昇すると見込んでおり、CPCの業績を後押ししそうだ。
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