ニュース 食品 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069907
夏の茶飲料商戦が始まった。統一企業(ユニ・プレジデント)は茶飲料ブランド「茶裏王」の新パッケージ製品を発売した。黒松は今月中に、台湾で初めて日本茶の煎茶とほうじ茶をブレンドした新製品「茶・尋味」を発表し、5月に発売する計画だ。「冰鎮紅茶」ブランドを展開する泰山企業も今週13日に新製品を発表する計画で、業界最高規格となる原料茶葉の全ロット検査、香料無添加をアピールする。10日付工商時報が報じた。
統一が展開する「茶裏王」と「純喫茶」ブランドは台湾の無糖、糖入り茶飲料市場で最大のシェアを誇る。同社が発売した「茶裏王」の新製品はギリシャの会社にパッケージデザインを依頼しており、最大手の風格を感じさせるものとなっている。
黒松の昨年の茶飲料売上高は約3億台湾元(約11億円)で、シェアは1.5~2%だった。同社は「茶花緑茶」ブランドの人気で売上高が最大5億元に上ったこともあり、近く発売する「茶・尋味」で全盛期の売上高を取り戻したい考えだ。
経済部の統計によると、台湾の飲料市場はここ3年間、年間販売額が560億元でほぼ横ばいだ。ただ、茶飲料の販売額は昨年235億5,000万元と前年比1.9%増加した。
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