ニュース 運輸 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069913
世界的なクルーズ船運航会社が相次いで台湾市場に進出する中、香港のスター・クルーズ(麗星郵輪)と米国のプリンセス・クルーズは今年、台湾への寄港数を374回、84回へとそれぞれ倍増させる計画だ。業界関係者は、政府はクルーズ船の2017年台湾寄港数600回、利用者延べ100万人を目指しており、300億台湾元(約1,100億円)以上の商機を生み出すとの見通しを示した。8日付経済日報が報じた。
スター・クルーズは3月末に高雄を母港とし、香港~マニラ~ラオアグ(フィリピン)を5泊6日で巡る航路を開設した。4月からは基隆を母港として沖縄の石垣島や宮古島などを巡る航路にも就航している。
台湾国際郵輪協会(ICTCT)の呉勛豊理事長は、クルーズ船で海外に出掛ける台湾人が増えていると説明。クルーズ市場は今年さらに成熟化し、台湾のクルーズ人口は前年比30%増えると予想した。
同協会によると、世界のクルーズ人口は今年、延べ2,530万人へと前年比4.5%増える見通しだ。アジアのクルーズ人口は昨年延べ208万人と世界全体に占めるシェアは9.2%、シェア成長率は32.9%と世界最高だった。
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